文系・理系の選択は「得意科目」で決めなくていい
こんにちは。
オーダーメイド学習塾はつがの、ちだです。
高校生になると、多くの学校で
「文系か理系かを決めてください」
というタイミングがやってきます。
このとき、多くの生徒が
- 数学が得意だから理系
- 国語が好きだから文系
といった 教科の好き嫌い を基準に考えます。
ですが、家庭教師として多くの生徒を見てきた中で、私は
それだけで決めてしまうのは、少しもったいない
と感じるようになりました。
文系・理系を分けるのは「考え方」
私が注目しているのは、
どの教科が得意か ではなく、
物事をどう理解し、どう納得するか という点です。
ある生徒は、数学が得意とは言えず、
「先生、数学だけでも何とかしたいです」
と話していました。
一見すると、文系向きに思えるかもしれません。
ところが、その生徒は
- 一つひとつ納得しないと先に進めない
- 理屈が通らないと落ち着かない
- あいまいな説明が苦手
という特徴を持っていました。
私はその様子を見て、
「考え方としては、理系寄りだと思うよ」
と伝えました。
すると生徒は、
「今言われて、すごく腑に落ちました」
と話してくれたのです。
「理系」という視点が、学び方を変えた
その後は、数学・理科の基礎を一つずつ丁寧に積み上げる学習に切り替えました。
不安を抱えながらも取り組んだ結果、高校では
- 定期テストで高得点
- クラス上位の成績
- 他教科も平均点以上
という成果につながりました。
さらに、理系の生徒たちと関わるようになり、
「話が合う」
「居心地がいい」
と感じられるようになったそうです。
文系・理系選択で大切にしてほしいこと
文系・理系の選択は、
点数だけでは見えない部分 がとても大きいものです。
- 納得しながら積み上げたいのか
- 全体像をつかんでから進みたいのか
- 理屈で整理したいのか、感覚で捉えたいのか
こうした 自分の特性 に目を向けることで、
選択はずっと楽になります。
迷っている方は、
「好き・嫌い」だけで決めず、
ぜひ一度、考え方のクセから見直してみてください。
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