不登校のお子さまにとって「安心して学べる場所」とは──はつがの“安心学習”スタイル──
こんにちは、オーダーメイド学習塾はつがのちだです。
不登校のお子さまを抱える保護者の方の多くは、
「まずは学校に戻さないといけないのでは?」
「勉強が遅れてしまって、このまま大丈夫だろうか…」
そんな不安を抱えています。
しかし、はつがでは “復学をゴールにしない” という考え方を大切にしています。
なぜなら、子どもにとっていちばん必要なのは、
**「毎日を安心して過ごせる状態」**だからです。
■ 不登校の背景は、ひとりひとり違う
一口に“不登校”といっても、その理由はさまざまです。
- 朝起きるのがつらい
- 人間関係で緊張が続く
- 習い事や家庭の負荷で疲れが溜まっている
- 勉強のつまずきが積み重なって不安になった
- 学校の「空気」が合わない
同じ「学校に行けていない」状態でも、
背景も感じていることも、まったく違います。
だからこそ、
「まず学校へ」ではなく「まず安心へ」
という順番が必要だと考えています。
■ 「安心学習」スタイルとは?
はつがの安心学習は、次の3つを中心に進めます。
① 気持ちの安全を最優先
無理に勉強を進めたり、復学に向けて急かしたりしません。
まずは、
- 話す
- 聞いてもらう
- 一緒に落ち着く
こうした“安心できる関係づくり”から始めます。
時には雑談だけで終わることもありますが、
それは無駄ではなく、学ぶ準備を整える大切な時間です。
② できるところから、少しずつ
不登校が続くと、「何をどこから始めたらいいか分からない」という状態になりやすいものです。
はつがでは、いきなり学年相応の内容には戻りません。
- 本人の「できる」と感じる地点
- 本人が「これならやれる」と思える小さなステップ
ここから丁寧に積み上げます。
ちださんの得意な「スモールステップ」の出番です。
③ 学校の枠にしばられない
はつがは、学校復帰そのものを目的にしません。
- 通信制高校も選択肢に入れてよい
- 別室登校・間引き登校も選べる
- じっくり期間をかける選択もOK
- 学び方は学校だけでなくてよい
お子さま自身が負担を感じないペースで、
「その子に合った未来」を一緒に考えます。
■ 指導の実際:その日の様子で内容を変えます
安心学習スタイルでは、毎回の授業内容が一定ではありません。
たとえば——
- 元気がある日は、しっかり学習
- 不安が強い日は、対話を中心に
- 疲れが見える日は、軽めの作業や書く練習
- 新しい挑戦ができそうな日は、一歩先の内容へ
「今日はどんな顔で来るか」
「どんな気持ちを抱えているか」
これを丁寧に観察して、指導の深さを決めます。
これが“オーダーメイド”の強みです。
■ 保護者の方へのサポートも大切に
不登校の悩みは、子どもだけでなく保護者にも負担がかかります。
だからこそ、
- 指導後の保護者様への報告を兼ねた面談
- 家庭での関わり方
- 気持ちが揺れたときの相談
- 進路や将来の方向性の整理
こうした大人への伴走も欠かしません。
「親が変に頑張りすぎてしまう」というケースが多いからこそ、
ちださんが間に入ることで家庭の空気が落ち着くことがあります。
■ 不登校でも、“学びの芽”は必ず育つ
「学校へ行けない」ことと
「学べない」ことはまったく違います。
環境が整えば、子どもは必ず学び始めます。
安心できる場所と、理解できるやり方があるときに、
その子の中の芽は静かに伸び始めます。
それが、はつがが大切にしている“安心学習”です。
■ どのスタイルにも共通する、はつがの指導理念
オーダーメイド学習塾はつがでは、
「その子が安心して学べる状態をつくること」を何より大切にしています。学力の伸びは、
気持ちが整い、理解できる方法で学べる ときに自然と芽生えます。
だからこそ、はつがでは「復学を目指すかどうか」「学年の枠」「得意・不得意」といった
ひとつの軸だけで判断しません。今、その子の中にある“可能性”が芽を出しやすい環境を、丁寧に整える。
そのために、指導スタイルはひとりひとり違っていていい。ちだやすとも自身が家庭教師・不登校支援・通信制高校の現場で積み上げてきた経験をもとに、
**「寄り添いながら導く」**ことを大切にしています。そして、学力の結果だけでなく、
その子が“自分で考えられる力”を育てること。
それが、はつがの変わらない指針です。
気になる方は、こちらまで。
日曜日限定ですが、学習相談も承っております。


