親が不安になるのは自然なことです

サロンの考え方

― 「自分の気持ち」に気づくところから始めましょう

こんにちは、はつがココロセーフティーサロンのちだです。

「このままでいいのだろうか……」

  • 「学校に戻れないままだったら、どうしよう……」
  • 「何をどうすれば、この子は変わってくれるのか……」

不登校や登校しぶりの子どもと向き合っていると、
こんなふうに不安になることは、誰にでもあります。

だから、まずお伝えしたいのは――

「親が不安になるのは、当たり前なんです」

ということです。


“子どものため”が、いつの間にか「親の願い」にすり替わっていませんか?

多くの親御さんは、最初は子どものためを思って行動します。

けれどもうまくいかない日々が続くと、

  • 「私の接し方が悪かったのかもしれない」
  • 「もっと早く気づいてあげていれば……」

と、自分を責める気持ちが出てくることもあります。

でも忘れないでください。
子どもの行動や気持ちは、親の力ではどうにもできないことも多いのです。

そしてときに、
「こうあってほしい」「そろそろ変わってくれたら…」という親自身の“願い”や“思惑”が、無意識のうちに子どもに伝わってしまうこともあります。

親が完璧でなければならないなんて、誰も決めていません。


不安や焦りは“悪いこと”ではありません

私たちは、「不安になること」自体を否定しません。
それは、子どもと真剣に向き合っている証だと受け止めています。

けれども不安や焦りが続くと、

  • 子どもの些細な言動に過敏になってしまう
  • 家族との会話がギスギスしてしまう
  • 自分の感情を抑え込んでしまう

といった悪循環が起きがちです。

その背景には、「こうなってほしい」という期待や思惑が叶わないもどかしさがあるかもしれません。
だからこそ、まずは「今、自分は何を願っているのか」に気づくことも大切です。


子どもを支える前に、親自身の“期待”と“気持ち”を整理する時間を

子どものことばかりを考える前に、
「自分の気持ち」や「自分の願い」にも目を向けることが大切です。

  • 親だって、悩んでいい
  • 迷っても、泣いてもいい
  • 誰かに頼ってもいい
  • 話しても、休んでもいい

自分の気持ちを大切にすることが、結果的に子どもの安心にもつながっていきます。


ココロセーフティーサロンは「親の話」を大切にします

「どうすれば子どもが変わるか」ではなく、
「どう親が自分を支えるか」を一緒に考えていく。

それが、はつが ココロセーフティーサロンのスタンスです。

対話の中で、
言葉にすることで、
気づきや整理が生まれていきます。


まずは、少しだけ肩の力を抜いて

親が不安になるのは、自然で当たり前のことです。
その気持ちを否定せずに、そっと受け止めてみませんか。

「子どもが変わること」を急がずに、
まずは「親自身の心の安全基地」をつくることが、
やがて子どもにとっても安心につながっていくと、私たちは考えています。

ふっと楽になる感覚を、一人で抱え込まずに味わってほしいと思っています。


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