成績は結果。プロセスを大切にしたからこそ生まれた“100点”
成績は結果。その前に大切なものがある。
こんにちは、オーダーメイド学習塾はつがのちだです。
今回は、ここ数カ月で大きな変化を見せてくれた生徒さんのエピソードをご紹介します。
彼女は現在中学2年生。最初は勉強に対してあまり前向きではなく、保護者の方も「うちの子は本当にやる気がなくて……」とお悩みでした。
けれど、今回の定期テストの結果は——
- 数学:100点(前回から+35点以上)
- 理科:92点
- 社会:70点台へ上昇
苦手だった科目も含め、平均点85点超えという“ミラクル”が起きました。もちろん、得意な分野、不得意な分野だったという違いはありますが、それを差し引いても驚異的な変化が起こりました。
変化のカギは、メンタルとプロセスへの寄り添い
お母さまの言葉が印象的でした。
「今まで何を言っても聞いてくれなかったのに、先生がメンターになってくれたおかげで、本人の姿勢が変わりました」
「無駄話が多くて心配でしたが、あれも指導の一環だったんですね」
私は、無理に詰め込んだり、テクニックで点数だけを上げようとは思っていません。
勉強が苦手な子ほど、安心できる空間でこそ力を発揮できる。
それが私の教育哲学です。
勉強の仕方よりも、「学びの姿勢」を育てる
例えばこの生徒さん、最初は1日30分も机に向かえませんでした。
それが今では、自ら「図書館で勉強してくる」と言い出すようになり、期末前の2週間は毎日3時間勉強していたとのこと。
大きな変化です。でもそれは、“やらされた”のではなく、“自分でやろうと思えた”ことが最大の成果です。
そして、“100点”という結果がついてきた
もちろん、点数は結果にすぎません。点数の記録はやがて忘れられても、「できた」という実感は一生残ります。「やればできる」と自分で信じられる体験ができたことは、これからの人生にとって大きな財産です。
彼女は、やるべきことに対する姿勢を自分で見つける事が出来たのです。点数の変化だけであれば、これほど強く印象には残らなかったはずです。いつもそばで彼女の様子をみてきたからこそ、このような発言につながるのだと思います。
最後に:家庭教師は魔法使いではない。でも——
私は生徒の心を一瞬で変えることはできません。
けれど、「寄り添い続けることで、やがて芽が出る」——それがはつがという名前に込めた想いです。
どの子にも、学びを楽しむ可能性があります。
焦らず、押しつけず、けれど真剣に、誠実に。
そんな学びの場を、これからも大切に育てていきたいと思います。
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