デジタル時代の教育環境と『はつが』の役割
こんにちは、「家庭教師スタイルのオーダーメイド学習塾はつが」塾長の千田です。今回は、デジタル時代における教育環境の変化と、『はつが』が果たすべき役割についてお話ししたいと思います。
■テクノロジーが子どもたちに与える影響
21世紀に入り、私たちの生活はテクノロジーの急速な発展によって、アナログからデジタルへと大きくシフトしました。特に、パソコンやスマートフォンの普及はその象徴的な変化です。
1995年にマイクロソフトが「Windows 95」をリリースしたことは、新時代の幕開けを示しました。この頃から、家庭に1台パソコンが置かれることが一般的になり、インターネットへ簡単にアクセスできる環境が整い始めました。また、携帯電話もPHSの普及により、誰もが手軽に持てるようになり、生活の一部となっていきました。
それから30年近くが経ち、パソコンはより小型化し、スマートフォンが生活の中心となりました。SNSやYouTubeの登場により、誰もが情報を発信し、動画を視聴することが可能になったこの時代は、子どもたちにも大きな影響を与えています。
■子どもたちが捉える言葉の感覚の変化
日本でスマートフォン(iPhone)が発売開始されたのが、2008年。この年に生まれた子どもたちは、2024年9月現在、高校1年生もしくは2年生です。彼らは、生まれた時からスマートフォンとともに過ごしていると言っても過言ではありません。言い換えれば、スマートフォンが無いなんて考えられないのです。
一方、親世代はどうでしょう。幼少期にデジタル機器を日常的に使っていなかったため、アナログとデジタルの両方を経験してきました。そのため、子どもたちとは違った感覚を持っています。これが親子間のギャップを生み出し、教育現場でもその影響が見られるようになっています。
ファミコンブームに沸いた1980年代に比べ、現在はテクノロジーの発達で様々なことが便利になりました。その過程を知っている親世代と、完成形しか知らない現在の子どもたちには、大きなギャップが生まれていても不思議ではありません。
現代の子どもたちの中には、テクノロジーさえあれば、物事を覚えたり考えたりする必要がないと感じる子も少なくありません。例えば、子どもたちが動画で情報を消費する時間が増え、その結果、目の前の情報を流し見することが多くなり、深く考える機会が減っているように感じます。言葉や数字の大切さを実感する機会が減り、「忘れた」と簡単に口にする姿を見かけることも増えています。
■『はつが』の役割
私は、家庭教師や小学校の学習支援を通じて、言葉や数字が持つ意味を様々な角度から提案しています。それは、単純に暗記に頼るのではなく、物事を深く理解し、イメージしながら学ぶという方法です。それが「考えて書く学習スタイル」の原点となります。
特に、言葉や数字が持つ意味を、子どもたちが自らの考えを通して発見できるような学習スタイルを重視しています。「考えて書く」というプロセスを通じて、自分の頭で考える力を養い、結果として判断力や問題解決能力が自然に育まれます。
取り扱う教材においても、考えて書くことにアプローチしやすいものを採用しています。算数・数学であれば文章題の攻略、国語だと漢字や文法、語彙力の向上を目指したものとなります。もちろん、子どもたちの特性には配慮いたします。それぞれの子どもが持つ学習スタイルやペースに応じて、個別の学習プランを提供します。
『はつが』では、子どもたちが自分のペースで学び、考える楽しさを感じられる環境を提供しています。デジタル時代の中でも、深い思考力を育むことが、未来の可能性を最大限に引き出す鍵になると信じています。
もし、興味をお持ちの方はぜひお問い合わせください。
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