九九は暗記しない
こんにちは、スモールステップで考えて書く学習スタイルのオーダーメイド学習塾「はつが」の千田です。今回は、かけ算についてお伝えします。
◾️ かけ算とはどういう計算?
かけ算は、小学校2年生の2学期で初めて登場します。その際、「九九」という言葉を耳にします。そもそも、かけ算とはどのような計算なのでしょうか。日本語で書くと、かけられる数 × かける数ということになります。例えば、2×3の答えは6ですが、元をたどれば2+2+2、つまり2が3個あると考えることができます。
しかし、小学校で初めて出会うかけ算は、九九として教えられ、1のだんから9のだんまでをリズムに合わせて暗記することになります。確かに、前置きとして「2のだんであれば2ずつ増える」と指導されるのですが、その説明はいつの間にか忘れ去られ、九九の全暗記作業に集中してしまうのが現状です。
音で覚えさせることは、教える側も教えられる側も楽かもしれませんが、その結果として、割り算が苦手になる子供たちをよく見かけます。
改めて、九九は暗記ではなく、考え方を理解することが大切です。学校で音から暗記する展開になったとしても、○×▲は、○が▲コあると常に考えるようにしてみてください。
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