鉛筆の魔力
こんにちは、スモールステップで考えて書く学習スタイルのオーダーメイド学習塾「はつが」の千田です。今回は、鉛筆についてお伝えします。
■鉛筆で筆圧を強くし理解度も上昇

文字を書くための道具にはさまざまな種類があります。
シャープペンシル、ボールペン、サインペン、そして最近では摩擦熱で文字が消えるフリクションペンも登場しました。しかし、子どものころからなじみがある筆記具と言えば、やはり鉛筆ではないでしょうか。
先日、ある場所で認定試験を受ける機会がありました。試験では、解答用紙がマークカード方式だったため、HBの鉛筆が指定されていました。普段はフリクションペンやボールペンを使っているため、鉛筆で文字を書くのは久しぶりでした。500字以上を書く必要があり、書き終えた時には手の甲が軽い筋肉痛になりました。考えて書きなさいと伝える立場として、初心に戻る良い機会となりました。
その経験から、翌日からはパソコン作業以外で文章を書くとき、ボールペンが必要な場合を除き、鉛筆を使うようにしました。
以前、筆圧についての記事を書きましたが
鉛筆で文字を書くには十分な筆圧が必要です。シャープペンシルやフリクションペンよりも筆圧が求められるため、書き終えた時には脳が活性化している実感があり、心地よい疲労感もありました。改めて、鉛筆は文字を書くための欠かせないツールだと感じました。
小学生には鉛筆で書くように学校からも指導されていますが、それには「筆圧を強くする」という意図が込められています。まさに「鉛筆の魔力」と言えるでしょう。私もこれからはできるだけ鉛筆で文字を書くようにし、指導する生徒にも可能な限り鉛筆の使用を促してみようと思います。 ぜひ、一緒に「鉛筆の魔力」を実感してみませんか。
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