子どもにとって学ぶことは「義務」ではなく「権利」

小中学校の不登校児童生徒数が過去最多だそうです。

                                      ※ 文部科学省の調査に基づく

「不登校」というと、何か後ろめたい感じがしますが、本当にそうなのでしょうか。

「NPOカタリバがみんなと作った 不登校ー親子のための教科書」によると……

義務教育に関する考え方も、法律のレベルで大きな転換点を迎えているといいます。

日本国憲法の第26条には「すべて国民は(中略)ひとしく教育を受ける権利を有する」「法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ」と、書かれています。

つまり、義務については子どもに課せられているのではなく、保護者に課せられている。

さらに、国の教育政策に関する考え方をまとめた法律「教育基本法」では、普通教育を「各個人の有する能力を伸ばしつつ社会において自立的に生きる基礎を培い、(中略)基本的な資質を養うこと」と定義しており、続けて国や自治体は、すべての子どもに義務教育を保障する義務を負っていること等が書かれています。

「国が義務教育を保障する義務を背負っている」ことであって、「無理して子どもを学校に通わせる義務がある」とはどこにも記されていないのです。

そもそも、子どもにとって学ぶことは「義務」ではなく「権利」だったのですね。

2017年には「教育機会確保法」が施行され、「学校以外の場での多様で適切な学習活動の重要性に鑑み、個々の休養の必要性を踏まえ、不登校児童生徒等に対する情報の提供等の支援に必要な措置」を国や自治体が講ずるように求められるようになりました。

つまり、学校に行けない子どもに休養を与え、その間、学校以外の場所での学びを推奨していく考え方を示したのです。ですから、「学校に行かずにいろんな場での学び方を試してみる」ことに、うしろめたさを感じる必要はありません。前向きにとらえるべきことなのです。

ということですね!

「はつが」は、オーダーメイド学習塾というスタイルで、子どもたちが一番やる気になる学習方法を一緒に探します。目標達成と振り返りを繰り返しながら、なりたい自分へ近づけるようにフォローしていきます。子どもたち自身で学習スタイルを作り上げます。

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