オススメの本～大人達への失望～

受け身だけの学習では、覚えることはできても内容を理解することは難しいですよね。

学ぶ楽しさを身につけるために必要な、好奇心、探究心を養うにはどうしたらいいのでしょう。

家庭の中では、親が子どもに対して普段の会話の中で「なんで？」と聞いてあげることがとても大事になってくるといいます。

家庭でも学校でも、大人も子どもも関係なく、対等な会話が必要になってきます。

そんな中

いろいろと考えさせられた本です

大人達への失望　丸本大仁 著

コロナ禍をきっかけに、著者の丸本さんは学校や社会にさまざまな疑問を持ち始めます。

そして、疑問に答えてくれない先生に失望し、不登校になりますが、そんな彼を大人扱いしてくれた人達との出会いによっていろいろなチャレンジをしていく話です。

「お手本となる大人との出会いが大切」と改めて感じました。

まず素敵なのが彼の父親。

変な人になりなさい。人と同じではダメです。

証拠を見ても信じるな。証拠を見せようとする意図を探りなさい。

恥ずかしいと思うのをやめなさい。恥ずかしいを捨てたら人生無敵です。

ダメな自分を見付けたら、ダメな自分の葬式をあげなさい。良い自分だけ行きなさい。

バカと言われて腹が立つならばやっぱりバカです。

歴史を知りなさい。歴史は権力やお金の流れを追いなさい。

丸本さんは、父親に、このように言われて育ったといいます。

また、丸本さんにとって父親は、最悪中の最悪の友人なのだとか（　＾ω＾）・・・。

こんな関係もまたいいですよね。

子ども達は、思ったよりもずっと頼もしいのです。

子どもたちの可能性を伸ばすお手伝いができたら嬉しいです。

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