勉強嫌いな人に伝えたい「なぜ学習が必要なのか」
こんにちは、「考えて書く!家庭教師スタイルのオーダーメイド学習塾はつが」の千田です。今回は、勉強嫌いな皆さまにメッセージがあります。
■学習から掴む生活の知恵
この記事をご覧の皆さまのほとんどが、「勉強が嫌いな方」なのではないでしょうか。
以下に勉強嫌いな人の特徴をまとめてみました。
- 勉強に興味を持てない
- 親や学校の先生から勉強を強制され、苦痛な思いをしてきた
- 誰か(兄弟姉妹、親の子供時代、友人や親戚)と比較されて劣等感を感じる
- 勉強に関して、勝手にルールを決められる
皆さまにおいても、この中のどれかに当てはまるのではないでしょうか。
もちろん、ご両親はあなたのことを思いながら伝えているはずですが、発言や行為が行き過ぎたものであれば、それは本末転倒になります。
今回は、あなた以外の第三者視点から考えるのではなく、あなた本人の視点に立って考えてみましょう。
改めて、勉強が嫌いな生徒や児童に問いかけてみます。
「なぜ、学習が必要なのでしょうか」
ここからは、私の見解なのでご了承ください。
小学生から中学生にかけて学ぶ内容は、
「読み・書き・算数(数学)」
が中心です。
小学校や中学校に登校すれば、これらの内容から児童・生徒の人間形成ができます。ただ、学校に合わないからと、不登校になってしまうこともあるでしょう。私としては、たとえ不登校になってしまったとしても、学習や勉強はしっかりやってもらいたい。つまり、「学校へ行くこと」と「学習・教育を受けること」は別々に考えて欲しいのです。
改めて、「読み・書き・算数」は、日常生活を送る上で必要不可欠なものです。読み・書きに加えて「話す」まで入れると、対人関係の強化、つまりコミュニケーションを図ることにおいて大切になります。
日本語をたくさん知ることで、表現力が養われます。表現力が身につけば、相手に対して正しく事実や思いを伝えられます。
書くことにおいても、例えば「かく」を漢字で書くとなれば、「書く」「各」「角」「欠く」など様々な漢字が当てはまりますが、「三書く形」となれば「三角形」と表現が違いますので、違和感を覚えるはずです。漢字ひとつだけでも、音読みから訓読みに変えることで、漢字の意味が分かってきます。だからこそ、たくさんの漢字を書くことにより、読み方がわからない熟語が使われていたとしても、大まかな意味を掴められます。
算数や数学、つまり計算や図形からも、数量や金額、お金の計算、図形感覚を掴むことで人や物の動きをとらえやすくなります。
これらをまとめると、「読み・書き・算数」は生きていくための知恵を私たちに与えてくれます。もちろん、事例があれば、よりわかりやすくなるでしょう。ご要望があれば、もう一段具体的な内容に踏み込んでみたいと考えています。
オーダーメイド学習塾はつがでは、お子さまの特性に合わせて、「なぜ学習が必要なのか」という質問から、お子さまの秘めたる思いを導き出せれば幸いです
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