指導事例~テストの振り返りから考える自分分析の大切さ~

こんにちは、「考えて書く!家庭教師スタイルのオーダーメイド学習塾はつが」の千田です。今回は、テストの振り返りから考える自分分析の大切さについてお伝えします。

■自己分析で自分のステップアップが見えるはず

皆さんは、自分で自分のことを考える機会がありますか。

他人のことは友達や同僚との会話などで評価できても、自分のことにあまり意識を向ける機会が少ないという方も多いのではないでしょうか。

先日、はつがで新しい生徒との授業前に、学年末テストの結果から自己分析を保護者も交えながら、生徒とテストの振り返りを行いました。

こういった話し合いをする場合、怒りや非難が出てしまいがちですが、生徒本人も怒られたところでただ委縮するだけになり、結局は何をすれば良いのか迷ってしまうことが多いと思います。

今回の振り返りは、数学で行いました。振り返りをする際、良かった点ばかりに注目して励ますというのが一般的なのかもしれませんが、私はあえてできなかった問題に注目するようにしています。

一度正解できた問題は、次回のテストで出題されれば正答できる可能性が高いですが、不正解となった問題をそのまま放置してしまえば、また不正解になる可能性は高くなります。

テスト結果の分析をする際に必要なことは、いったい何のために行うのかという目的を意識することであり、次回以降のテストでより良い成果を得るためには大切なことだからです。 自己分析は、自分自身のステップアップに不可欠なもの。自分のあら探しをすることで、成長に向けた方向性が明確になります。自分自身が成長するためと切り替えて取り組んでみてはいかがでしょうか。