主観的に、客観的に

2023年度入学の中学受験の受験者数は、過去最多で前年比1500人増の推定5万2600人(首都圏模試調べ)にもなるそうです。

地元の公立中学校に行きたくない(行かせたくない)…また、高校受験への不安など、さまざまな理由があるようですね。

家庭教師をしていると、その家庭の親子関係を垣間見ることがあります。

その中で、やはり母親の影響力が強いと感じることが多いです。

子どもに安全な道を歩いてほしいという気持ちもわかりますが、もっとのびのびと子ども自身に自分の道を選択してほしいと思ってしまいます。

人は幸せになるために生まれてきたんだよ。

って幾度となく聞いたことがあります。

生きていくには楽しいことばかりではないし、評価や比較の世の中で、世間の枠からはみ出ていればはじき出され、批判され、怒られて落ち込むちっぽけな自分。。。

そんな時は

なんでわたしばっかり

とか

だって、あれがいけないから、これがいけないから……

とか言い訳をしたり、何かのせいにしたり

 
自分に意識が行き過ぎると、主観的になりまわりが見えなくなることもありますね。。。

客観的に自分を見ることができなくなってしまうのです。

それと同じように、自分の子どもに対しても客観的に見ることができないものだといいます。主観的になってしまうものだと。

そんな中

教師の客観的な意見を親がどう捉えるかというのはとても重要なことで、それによって子どもの人格を上げていくことができる……

と、ある方がおっしゃっていました。

子どもがこの先、生きていくうえでの困難を乗り越えていくためには、親子の関わりが大切であるということ。

大人になっても。。。

自分を大切にしながらも客観的な視点を持ち続けていくことが大切だと思います。

幸せになるために生まれてきたんだから。